【福岡市西区姪浜】インプラントだけではない選択肢|15年噛める自由診療の入れ歯治療|福岡市西区姪浜の歯医者なら池尻歯科医院

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【福岡市西区姪浜】インプラントだけではない選択肢|15年噛める自由診療の入れ歯治療

「最近、歯ぐきが腫れてきて、なんだか噛みにくい」
50歳の男性の患者さんがそう話しながら、当院を訪れたのは平成22年のことでした。長年、歯ぐきの違和感を感じながらも忙しさの中で通院が後回しになっていたそうです。

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まずは歯ぐきの治療(歯周基本治療)から始め、感染を抑え、残せる歯を最大限に保存する方針を立てました。

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感染のある歯は抜歯し(16・48)、一方で状態が安定していた28は根面板として残し、義歯の支えとしました。
歯を失った部分の咬み合わせを再構築するために、顎の動きを正確に記録する「ゴシックアーチ」を用いた顎位の診査を行い、最も自然で負担の少ない咬合位置を決定。そのデータをもとに、上顎の左右臼歯部に自由診療の部分入れ歯を製作しました。
装着当初は「少し違和感がある」とおっしゃっていましたが、数週間の調整を経て、「しっかり噛めるようになった」「自然に笑える」と笑顔で話されていたのが印象的でした。

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それから15年――現在もこの入れ歯で安定した咬合を保ち、毎日の食事を不自由なく楽しまれています。

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自由診療の入れ歯は、単に「歯を補う」ものではなく、「これからの生活を支える機能的な治療」です。インプラントのように外科的な処置を必要とせず、残っている歯や歯ぐきを守りながら、見た目と機能の両方を高めることができます。
初診時の写真を見ると、歯ぐきの炎症や咬合の乱れが目立ちましたが、最終時には健康的で調和のとれた口腔内へと変化しています。
「もう入れ歯しかない」と諦めていた方でも、設計や素材にこだわることで、長期にわたって快適に使えるケースは少なくありません。
当院では、一人ひとりの口腔状態に合わせて「噛める」「残せる」治療法を一緒に考えます。
インプラントだけではない“自分らしく噛める入れ歯”の選択肢を、ぜひ知っていただけたらと思います。

※画像は当院での治療記録です。治療結果には個人差があり、同様の結果を保証するものではありません。
※本記事は特定の医療機器・材料の優位性を示す広告ではなく、治療の一例紹介です。

費用・期間・リスクについて

  • 自由診療(保険適用外)となる場合があります。費用は設計・材料・来院回数により異なります。
  • 治療期間は口腔内の状態や調整回数によって変動します。
  • 義歯は経時的な変形・摩耗、支台歯の状態変化により調整やリベース、再製作が必要になることがあります。

姪浜で“噛める入れ歯”をご検討の方へ

当院では、歯周治療・顎位診査を基盤に、一人ひとりに合った入れ歯設計をご提案します。
「インプラント以外の方法を知りたい」「しっかり噛める入れ歯を作りたい」という方は、お気軽にご相談ください。

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対応エリア:福岡市西区・姪浜・愛宕・小戸 ほか

本記事は一般的な情報提供を目的としており、個別診断の代替ではありません。受診時に詳しくご説明いたします。

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